2011/03/16

イギリスの成長戦略が呼び込む洋上風力発電への投資

Poole Docks, Dorset, England 1971
Image via PhillipC

イギリスのキャメロン政権は10月20日に発表したスペンディングレビュー(歳出見直し案)において、洋上風力発電のための港湾整備事業をはじめとして再生可能エネルギーに対して積極的な投資を行うことを明記した。

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  • この発表を受け、GE・Siemens・Gamesa・三菱重工業といった風力発電各社もイギリスにおける洋上風力発電への投資を加速させる構えである。各社のプレスリリースにおいてイギリス政府上層部の訪問・視察が伝えられるなど様々な動きが見られるが、その中でも特に積極的な姿勢を見せているのが、スペインの大手風力発電機メーカーであるGamesaである。

    プレスリリースでも発表している通り、Gamesaは以下のような体制でイギリスにおける洋上風力発電事業に取り組む予定だ。

    • イギリスに研究開発センターを設置し、タービン製造工場を建設。また物流・オペレーション・メンテナンスのそれぞれの拠点は、イギリスにおける異なる港に設置
    • ロンドンに洋上風力発電部門のグローバル本社設置を検討
    • 1000人以上の現地での直接雇用、および現地企業を通じての800人以上の雇用を予定
    • 北海でのプロジェクトに投入される2つの洋上風力発電システムを開発中

    キャメロン首相は「I want us to be a world leader in offshore wind energy.(我々は洋上風力発電の分野において世界のリーダーを目指す。)」と発言しているが、Gamesaはこれに応えたことになる。

    大規模な歳出削減・人員削減を行う中でも再生可能エネルギーを重要な成長分野と位置づけ予算配分を行い、それを国内外に対して積極的に示すことで投資を呼び込む。
    洋上風力発電で世界をリードする日に向け、イギリスは今その歩みを着実に進めている。

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