米国上院軍事議員会 チャック・ヘーゲル元議員、次期国防長官の公聴会審議

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2013年2月2日 -- Mr. Union

米国のチャック・ヘーゲル元上院議員は、1月31日、国防長官就任の是非に関して審議する、上院軍事委員会での公聴会に出席した。

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ヘーゲル元上院議員は、冒頭陳述の中で、次のように述べた。「12年間のネブラスカ州選出の上院議員として務める中で、3000以上の票、 数百の委員会の票を、投じてきました。また、数百のインタビューを受け、スピーチを行い、書籍を著しました。従って、皆様がご存知の通り、私は、様々な課 題に関して、記録が残されています。」

Chuck Hagel Opening Statement (C-SPAN)

「しかし、個別の投票、引用、発言が、私や私の信念や私の記録を定義するものではありません。私の全体的な世界観は、決して変わりません。アメリカ は世界で最も強力な軍事力を保有し、維持しています。我々は、脅威やチャレンジと取り組んでいくために、一体となって、国際社会を率いていかなければなり ません。そして、我々国民と国益を守るために、アメリカの力を、出し尽くしていかねばなりません。私は信じています。アメリカは、怯むことなく、常に世界 に関与していく事を。私の記録は、これらの点に関して、一貫性があります。」

共和党の上院議員として、務めたヘーゲル元議員ではあるが、その個別の投票行動、発言に関して、ジョン・マケイン議員(John McCain)、リンゼー・グラハム議員(Lindsey Graham)、テッド・クルーズ議員(Ted Cruz)等の共和党の議員により、「一貫性」について、執拗な質問責めにあう事になった。

マケイン議員は、ヘーゲル元議員は、2011年のファイナンシャルタイムズのインタビューで、ブッシュ政権同様、オバマ政権でのイラク増派に反対で あると答えた事に対して、その判断は、正しかったのか、「YES」か「NO」かと執拗に迫った。これに対して、ヘーゲル元議員は、歴史に判断を委ねたいと 回答し、明確な回答を避けた。

Hagel Won’t Answer Voting Against the Troop Surge in Iraq : マケイン議員のイラク増派の質問

ヘーゲル議員は、共和党の議員でありながら、当時のブッシュ政権のイラク増派に対しては、猛烈に反対していた。

YOUTUBE : Chuck Hagel: Iraq surge “most dangerous foreign policy blunder since Vietnum : ヘーゲル議員のイラク増派に関する発言

また、グラハム議員は、2006年のアロン・デービッド・ミラー氏のヘーゲル元議員のインタビュー発言、「政治の現実とは、ユダヤのロビーが、多く の人々を脅している。私は彼らがやる馬鹿げたことの幾つかに、いつも反対してきた」について、質問をした。具体的に、米国上院議員の中で、イスラエルロビ イストに脅されたという人物を、一人でもいいから、「名前」をあげるように迫った。またイスラエルまたはユダヤロビイスのプレッシャーからやらざるを得な くなった「馬鹿げたこと」とは、何かを迫った。いずれの質問に関しても、ヘーゲル元議員は、答える事はできなかった。

Graham Questions Hagel at Senate Confirmation Hearing : グラハム議員のユダヤロビイストの質問

また、クルーズ議員は、2009年のアルジャジーラのインタビューで、米国ジョージア州の質問者が「米国は世界のいじめっ子(world’s

bully)」と発言した事について、「いい観察をしています」、「適切です」とヘーゲル議員が回答したことについて、質問した。

番組の中で、ジョージア州に住むウェンディ・デイ氏が書いた次のような電子メールを紹介した。「世界の残りの国々が、武器庫を諦めるように、説得さ れる中、米国のイメージが、世界のいじめっ子であるならば、彼らに武器や核廃棄を求める前に、まず自分から、認識と現実を改める必要があるのでないでしょ うか」

Hagel Agrees that America is “The World’s Bully” : ヘーゲル議員の世界のいじめっ子(The world’s Bully)の発言

次期国防長官になるためには、ヘーゲル元議員は、共和党議員の厳しい質問を受け続ければならない。その後、議会での投票となり、承認には、60人以上の賛成が必要となる。

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