荒野に咲くチューリップ – イスラエルスタートアップ企業が開発する集光型太陽熱発電

砂漠に突如として現れるオレンジ色のタワー、そしてその周囲に立ち並び、陽の光を受け銀色に輝く数々の板。一見すると何を目的として作られたのかわからないこの装置は、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する集光型太陽熱発電装置だ。
イスラエルのスタートアップ企業、アオラ(AORA)社が開発したこの装置、その名はTulip™(チューリップ)。イスラエルの荒野に咲くこのチューリップはどのようにして機能し、既存の太陽光発電・集光型太陽熱発電と比較し、どんなメリットを備えているのだろうか。
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