フレキシブルCIGS太陽電池を製造するAscent Solar社、コンシューマー向け製品の好調により収益前期比22%増

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2013年10月29日 -- Mr. Union

フレキシブルCIGS太陽電池を製造する米アセント・ソーラー(Ascent Solar)社は2013年第3四半期の業績予測を発表、収益が前期比22%増となることを明らかにした。

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フレキシブルCIGS太陽電池を製造する米アセント・ソーラー(Ascent Solar)社は2013年第3四半期の業績予測を発表、収益が前期比大幅増となることを明らかにした。主要因として、コンシューマー向け製品として展開 するEnerPlexシリーズの売れ行きが好調であったことを挙げている。

EnerPlex好調により収益前期比22%増

アセント・ソーラー(Ascent Solar)社の2013年第3四半期の収益は275,000ドル(約2,600万円)、第2四半期から約22%増加した。このうち、コンシューマー向け の持ち運び可能なCIGS太陽電池であるEnerPlexシリーズの売れ行きが好調で、売上高は前期比で倍増、収益は238,000ドル(約2,300万 円)に達している。

また、2014年度予算成立に関わる混乱の影響を受けていた米国防総省との契約も、第4四半期に履行され収益増の大きな要因となると見込まれている。同社は、9月30日時点で390万ドル(約3億8,000万ドル)の現金資産を保有している。

コンシューマー向け製品への展開が功を奏す

同社はアウトドアや災害向けの、軽量で折りたたみが可能なフレキシブルCIGS太陽電池を製造、背面にCIGS太陽電池を備え、バッテリーを内蔵したiPhone、Galaxy用ケースも製造している(参考 : アセント・ソーラーがCIGS太陽光パネル一体型のiPhone用ケース、EnerPlexを開発)。

また一般向けではないものの、無人偵察機の動力源として同社のCIGS太陽電池を提供(参考 : アセント・ソーラー社のCIGS太陽電池が無人偵察機に採用される)、屋根や野立太陽光発電向けとは違った領域での事業展開を加速させてきた。

このような従来の授業領域は、結晶シリコン系太陽電池との競争から、CIGS太陽電池関連企業が軒並み苦戦していることが知られている。アセント・ ソーラー(Ascent Solar)社のCEO、ヴィクター・リー(Victor Lee)氏は、今回のEnerplex製品の好調な売れ行きは、昨年実行に移したBtoC戦略への移行が正しかったことを示していると述べている。

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