Canadian Solar社、マイクログリッドの研究開発拠点を開設

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2014年3月18日 -- Mr. Union

中国の大手太陽電池モジュール製造企業であるカナディアン・ソーラー(Canadian Solar)社は、カナダにマイクログリッドの研究開発拠点を開設することを明らかにした。オンタリオ州政府から資金面での支援も受ける。

マイクログリッドへの着手により川下展開を加速

オンタリオ州にある同社の拠点に新たに開設される研究開発拠点は、マイクログリッドに関する試験、システムソリューションの設計、およびスマートグリッドの評価検証機能を備える。

開設にかかる資金の一部は、オンタリオ州エネルギー省のスマートグリッド基金(Smart Grid Fund)より拠出され、研究開発成果は遠隔地の地域コミュニティーや鉱山操業への電力供給へと活用される予定だ。

近年、太陽電池モジュール各社はサプライチェーンにおける川下展開を図っているが、今回のカナディアン・ソーラー社によるマイクログリッド研究開発拠点の開設も、同社の「Total Solutions strategy」の一環であるとのこと。

マイクログリッド市場は2020年までに200億ドル規模に

調査会社のNavigant Research社によれば、2013年のマイクログリッド市場は約43億ドル(約4,400億円)。特に電化にコストがかかる地方での導入が進んでお り、オーストラリアでは過去3年間に導入された太陽光発電のうち53%が地方での導入とのこと。

Navigant Researchは、これが2020年には200億ドル(約2兆円)規模に達すると見込んでおり、普及が順調であれば場合によっては362億ドル(約3兆7,000億円)に達するとも述べてる。

短期的には北米市場が拡大を牽引するものの、長期的にはアジア太平洋地域が台頭するとしている。また、オフグリッド(独立電源型)の太陽光発電導入国としては、バングラディッシュを先進国の一つとして挙げている。

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