日本、2013年の太陽光発電導入量は6 GWか – GTM Research予想

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2013年11月9日 -- Mr. Union

日本における2013年の太陽光発電導入量は、2012年比350%の6 GWを超える可能性があるとの見方を、米調査会社が明らかにした。

米調査会社のGTMリサーチ(GTM Research)社は、日本の2013年における太陽光発電の導入量が、2012年比350%となる6 GWを超える可能性があるとの見方を明らかにした。しかしながら、設備認定を受けながら実際に建設された発電所が少ない等の問題点も指摘している。

2013年太陽光発電導入量は2012年比350%の6 GW

同社の今年7月末での見通しでは、2013年の日本における太陽光発電新規導入量は5.3 GWであった。しかし、2013年上半期には2012年の太陽光発電導入量の2倍にあたる量が導入完了し、今回最終的には2013年全体で6 GWを超える太陽光発電が導入されると見ている。

世界的にも恵まれた再生可能エネルギー固定価格買取制度(FiT)をその理由として挙げているが、原子力発電の稼働停止により供給量が不足している ため、スペインのようなFiTバブルは生じないとしている。ただし、来春にFiTに摘要上限設定か、買取価格の引き下げが高い確立で起こるとのこと。

また、日本市場の特徴として、国内のモジュールメーカーが製造した太陽電池モジュールが、ほぼ国内市場に出荷されていることを挙げている。FiT下 の高い買取価格もあり、太陽電池モジュール価格も1 Wあたり1ドル超と、アメリカ国内での0.70ドルを大幅に上回っていると指摘する。

設備認定量を大きく下回る実際の導入量

また、既に国内でも問題となっていることであるが、設備認定量と比較して実際の導入量が少ないという点についても指摘している。上述の通り、 2013年の新規太陽光発電導入量は6 GWを超える見込みであるが、第1・第2四半期でそれぞれ18 GW、17.9 GWが設備認定を受けており、実際の導入量が設備認定量を大きく下回っている。

この理由として、GTMリサーチ社は電気主任技術者の不足、スキル・経験を持つ施工会社の不足、用地不足、系統接続の問題の4点を指摘。市場自体は大きな可能性を秘めているものの、限界も存在することをよくよく理解すべきであると指摘している。

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