2014年太陽光発電市場、多結晶シリコンモジュールが主流に – NPD Solarbuzz社予測

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2013年10月31日 -- Mr. Union

調査会社のNPD・ソーラーバズ(NDP Solarbuzz)社は、2014年の太陽電池市場において主流となるのは多結晶シリコンモジュールであるとの見方を明らかにした。

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調査会社のNPD・ソーラーバズ(NDP Solarbuzz)社は、市場調査レポート「PV Equipment Quarterly」を発表した。同レポートにおいて、2014年の太陽光発電市場における、太陽電池モジュールのタイプ別シェア予測に言及、多結晶シリコン型が主流になるとの見方を明らかにした。

多結晶シリコンモジュールが6割以上を占める

同社によると、2014年の太陽光発電市場における多結晶シリコンモジュールのシェアは62%に達するとのこと。このうち、従来型の多結晶シリコン モジュールは35%と最もシェアが大きいものの、ダブルプリント、イオン注入、選択エミッタ、ラップスルー変異、裏面パッシベーションといった技術を採用 した次世代型の多結晶シリコンモジュールのシェア拡大が顕著で、2013年の23.8%から2014年には27.2%へとなる見込み。

一方、高効率のp型単結晶シリコンモジュールやn型結晶シリコンモジュールについても、シェアは29.6%から29.3%へと縮小するものの、太陽 光発電市場全体の成長により生産量は2.8 GW増加するという。背景としては、日本のような設置面積に制約がある市場の存在、およびサンパワー(SunPower)やパナソニックといったティア1 モジュールメーカーが、川下チャネルで高級価格を維持している点が挙げられるという。

薄膜モジュールシェアは縮小

CIGS太陽電池やCdTe太陽電池といった薄膜モジュールについてはシェア縮小の傾向が続き、2013年の9.4%から8.9%へと縮小する見込み。しかしながら、既存事業者や新規参入事業者が生産能力を増強するに連れ、2015年にはシェアが著しく回復するという。

8.9%の薄膜モジュールシェアのうち、CISおよびCIGS太陽電池は2%、CdTe太陽電池は4%と見られている。また薄膜モジュール全体のう ち、85%をファースト・ソーラー(First Solar)社とソーラー・フロンティア(First Solar)が生産するとのこと。日本でソーラー・フロンティア社とともにCIS/CIGS太陽電池を商用生産していたホンダソルテック社は、2014年 春に事業終了することを発表している。

太陽電池モジュール全体の生産量は25%増加

太陽電池モジュールメーカーは2014年に25%の生産能力増強を検討しており、その結果太陽電池モジュール全体の生産量は、2013年の39.7 GWから2014年には49.7 GWになるという。

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