マイクロインバーターとDCオプティマイザー累積導入量、2 GWに到達

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2014年4月1日 -- Mr. Union

調査会社のGTMリサーチ(GTM Research)社は、マイクロインバーターおよびDCオプティマイザーの累積導入量が、2013年時点で2 GWに到達したことを明らかにした。

導入が拡大するマイクロインバーター・DCオプティマイザー

マイクロインバーターやDCオプティマイザーといったMLPE(module-level power electronics)製品市場が急速に拡大している。GTMリサーチ社によれば、最初の製品が市場に投入されたのがわずか4年前であるにも関わらず、 2013年の導入量は1 GWを超え、累積導入量は2 GWを超えているという。

製品コストの削減や製品導入メリットの明確化により市場が拡大。住宅屋根や屋上のシェード向けといったニッチなソリューションからスタートしたMLPE製品であるが、現在、特にDCオプティマイザーの導入量の半分は大規模サイト向けであるとのこと。

2013年の市場シェアは、Enphase Energy社、SolarEdge Technologies社、Tigo Energy社の3社で88%に達した。しかし新規参入も相次いおり、太陽光発電市場全体の2.5%に過ぎないものの、ベンチャーキャピタルや民間金融機 関からの2013年の資金投入額は6億ドル(約600億円)を超えているという。

2020年に52.7 GWに

調査会社のナビガント・リサーチ(Navigant Research)社によれば、2013年から2020年にかけて52.7 GWのMLPE製品が導入されるという。

太陽電池モジュール企業の中には、自社工場においてマイクロインバーター・DCオプティマイザーの組み込みを行う企業が多くなってきている他、従来 インバーターの製造を手がけていた重電メーカーの中には提携や買収を模索する動きが出ており、この傾向は今後数年間で顕著になるとみられている。

MLPEの導入により、太陽光発電所の初期設置コスト削減につながるのみならず、系統網強化やアンシラリーサービスにつながら。太陽光発電をはじめ とした再生可能エネルギーの導入が進み、日照に影響を受けやすい発電設備が大量に系統網に接続されつつある現在において、MLPEのニーズは拡大すると考 えられる。

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