2014年太陽光発電市場規模予測

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2013年11月4日 -- Mr. Union

2014年の太陽光発電市場は50 GW前後との予測が各調査会社から出揃いつつある。中国、日本、アメリカ市場における需要が、これらの成長を牽引すると見られている。

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ドイツ銀行、2014年の太陽光発電導入量を50 GWと予測

ドイツ銀行は、中国、日本、アメリカ市場での需要を根拠とし、太陽光発電関連企業が楽観的な見通しを立てていると指摘。2014年の太陽光発電導入量を45~50 GWと予測している。これは、2013年の予測導入量の50%増となる。

中国の太陽電池モジュール製造大手であるインリー(Yingli)社が導入量を50 GWと予測していることをはじめ、多くの企業が少なくとも45 GWに達すると予測していることを紹介。また、50 GWのうち15 GWは中国に導入されるとしている。

IHS社は2014年の太陽光発電導入量を41 GWと予測

IHS社は、2014年の太陽光発電導入量を41 GWと予測。ドイツ銀行の予測と比較すると多少保守的な見方ながら、前年比成長率では2012年の15%、2013年の13%を上回り、ここ2年間の停滞を断ち切るだろうと見ている。

また、IHS社も2014年の太陽光発電市場の中心はアジアに移ると予測。2014年の市場シェアは、2012年の29%から48%に拡大するとともに、これまで中心であったヨーロッパ市場のシェアは2012年の57%から29%へと縮小するとのこと。

ヨーロッパ市場は、トルコやポーランド、ウクライナ、ロシアといった新興市場での急激な需要拡大に伴い、ドイツやイタリアといった従来市場が停滞も しくは縮小したとしても、全体では拡大する見込み。また、中東、アフリカ、アメリカといった主要市場についても拡大するという。

NPDソーラーバズ社は太陽電池モジュール生産量を49.7 GWと予測

NPDソーラーバズ(NPD Solarbuzz)社は、2014年の太陽電池モジュール生産量を49.7 GWと予測。2013年の生産量39.7 GWから25%増となっており、太陽光発電導入量についても45~55 GWへと上方修正している。

モジュール生産量に対するポリシリコン、およびウェハーの供給量についても、短期的には不足しながらも年間通しては問題が無いとのこと。中国のセル・モジュール製造企業は、2014年下半期に新たな生産能力を立ち上げる予定だとしている。

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