Spectrolab社、太陽電池セル変換効率38.8%を達成

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2013年11月22日 -- Mr. Union

米ボーイング社の子会社で、人工衛星や宇宙船向けの高効率太陽電池を製造する米スペクトロラボ(Spectrolab)社は、同社が開発する太陽電池セルの変換効率が38.8%に達したことを明らかにした。

宇宙用途向け高効率太陽電池を製造するSpectrolab社

スペクトロラボ(Spectrolab)社は、米ボーイング社の子会社にあたり、人工衛星や宇宙船等の特殊用途向けの高効率太陽電池の研究開発・製造を行っている。

これまで計225基の人工衛星に300万枚以上のGaAs太陽電池セルを供給。現在供給している製品の変換効率は平均して35%で、現在の最高記録は集光型太陽電池セルで実現した40.7%、最終的には45%を目標としている。

非集光型太陽電池セルの変換効率38.8%を達成、世界記録を更新

今回、スペクトロラボ(Spectrolab)社は非集光型太陽電池セルの変換効率38.8%を達成、世界記録を更新した。米再生可能エネルギー研 究所(National Renewable Energy Laboratory : NREL)により認定を受けており、宇宙船や無人機などへの活用が検討されている。

同社は今年4月に変換効率37.8%を達成、今回半年強でその記録を更新することとなった。また調査会社のラックス・リサーチ(Lux Research)社は、2022年までに同社の開発する太陽電池セルの変換効率が50%に達するとの予測を明らかにしている。

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