米Stion社、CIGS太陽電池セルの変換効率23.2%を達成

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2014年3月10日 -- Mr. Union

米スティオン(Stion)社は、同社が開発するCIGS太陽電池セルの変換効率が23.3%に達成したことを明らかにした。モジュール変換効率に ついても早い段階で20-22%レベルでの実現を見込んでおり、CIGS太陽電池の課題であった変換効率向上においてまた一歩前進することとなった。

多接合構成により高い変換効率を実現

今回Stion社が開発したCIGS太陽電池セルには、「Simply Betterソリューション」とよばれる技術が用いられている。これは、光の吸収波長が異なる2種類のCIGS太陽電池セルを重ね合わせることにより、よ り広い波長の光を吸収することができ、高い変換効率の実現が可能となる。

さらに、生産量を拡大可能な商業ラインで生産しているというのも特徴の一つだ。

モジュール変換効率も20%を見込む

既に同社は20cm四方の大きさのプロトタイプモジュールにおいて変換効率20%以上を達成しており、早い段階において通常サイズ(65cm * 165cm)の太陽電池モジュールにおいて変換効率20-22%を実現できると見込んでいる。

コスト面がまだ明らかになっていないものの、変換効率20%超のCIGS太陽電池モジュールが量産化されれば、結晶シリコン系太陽電池に対する競争優位性を再び取り戻し、普及が進むものと考えられる。

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