アメリカ、2013年第3四半期の太陽光発電導入量は930 MW – 2013年導入量はドイツを超えるか

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2013年12月16日 -- Mr. Union

全米太陽光発電協会(SEIA)とGTMリサーチ(GTM Research)社は、アメリカの2013年第3四半期における太陽光発電の導入量が930 MWであったことを明らかにした。四半期ベースの導入量では過去2位であり、住宅向け導入の伸びが顕著だった。

前期比20%、前年同期比35%増

SEIAによれば、2013年第3四半期における太陽光発電の新規導入量は930 MWであり、2013年第2四半期の832 MWと比較して20%増、2012年第3四半期の689 MWと比較して35%増となった。

四半期ベースでの導入量930 MWは、2012年第4四半期の1,311 MWに次いで史上第2位の導入量となる。全体のシステム平均価格は4.2%下落し、1 Wあたり3.00ドル(約300円)となった。

住宅向け太陽光発電導入の伸びが顕著

また、分野別で見ると住宅向けの導入量の伸びが順調で、186 MWと最高記録を更新。第3四半期時点で前年比49%増となっており、最終的には2013年末時点で前年比52%増にまで達するとSEIAは見込んでい る。その結果、伸び率では住宅向け導入が各分野において一番となる。

住宅向け導入の懸念材料として、余剰買取制度に対する規制が存在するものの、現時点で大きな影響は生じていないとのこと。カリフォルニア州、ハワイ州、アリゾナ州をはじめとした多くの州で、住宅向け導入が盛んになっているという。

TPO(third-party-owned)と呼ばれるシステムを第三者が所有する携帯の太陽光発電の比率が高いのもアメリカ市場の特徴だ。サー ビス提供企業は、ユーザーの代わりに太陽光発電の導入にかかる初期費用を支払い、売電収入の一部を利益として受け取る。金融機関が独自の融資制度を用意す るなどしてシェアに影響が出ているものの、新規導入量の約6割から7割がTPOとなっている。

2013年は新規導入量でドイツを超える可能性も

SEIAによれば、2013年の太陽光発電新規導入量を4,268 MWと見積もっているとのこと。2012年における新規導入量は3,364 MWであり、2012年比27%増となる。

また特筆すべきなのが、単年の新規導入量でドイツを抜くということである。SEIAは、2013年のドイツの新規導入量を4,200 MWと見積もっており、わずかにアメリカがそれを抜くことになる。以前から主要市場がアジアや北米に移りつつあると言われてきたが、現実に数値となって現 れてきている。

ドイツとアメリカの2013年太陽光発電導入量比較

Image via SEIA

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