米2014年太陽光発電導入量は6 GWに到達の見込み – GTM Research社予測

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2014年3月17日 -- Mr. Union

米調査会社のGTMリサーチ(GTM Research)社と米太陽光発電協会(SEIA)は、2013年の米太陽光発電市場に関するレポート「U.S. Solar Market Insight」を発表した。同レポートによると、2013年の太陽光発電導入量は4,751 MW(約4.7 GW)であり、2014年は26%増加して6 GWに達する見込みである。

好調な米太陽光発電市場

4,751 MWを導入し、前年比41%増となった米太陽光発電市場。第4四半期の導入量は過去最高に達し、過去2番目の導入量を記録した2012年第4四半期と比較しても60%増となっている。

2013年に新たに導入された発電施設のうち、29%が太陽光発電。その割合は前年の10%から大幅に増加し、ガス火力発電に次いで2番目に多く導入された発電設備となった。2013年末時点で、太陽光発電の累積導入量は12.1 GWに達している。

その結果、発電システムの初期コストも下落。前年から15%下落し、第4四半期では1 Wあたり2.59ドル(約260円)となっている。市場規模は137億ドル(約1兆3,900億円)に達する。

2014年の導入量は6 GWに到達か

同レポートでは、2014年以降の導入量予測も行っている。2014年は2013年比26%増の6 GW、2015年は8 GW弱、2016年は10 GW弱と導入量は順調に拡大する見込み。

ただしセグメント構成は変化する見込みで、これまでシェア拡大の一途をたどっていた電力会社向け導入(Utility)はシェア減少に転じ、住宅向 け導入(Residential)や商業施設・公共施設向け導入(Non-Residential)が拡大するとの予想を行っている。

今後最も拡大が見込まれる住宅向け市場

セグメント構成では最も割合が小さい住宅向け市場であるが、2013年の成長率は最も大きい。Utilityが前年比58%増、Non-Residentialが前年比4%増なのに対し、住宅向け(Residential)は前年比60%増となっている。

住宅向け市場拡大の要因としては販売チャネルの多様化やシステム導入費用の下落の他に、リースやローン、PPAといった資金オプションの拡大が挙げ られている。特に、ソーラーシティー(SolarCity)社による分散型太陽光発電システム資産の証券化が、初期コストの低減と資産の流動性を高めると いう2つの点において、今後大きな影響を及ぼすとしている。

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