米ジャスパー・ワイヤレス 移動体通信事業者向け「M2M Catalyst」プログラムを発表

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2013年1月20日 -- Mr. Union

1月15日、米国のM2M(Machine-to-Machine、組込み型携帯通信)プラットフォームプロバイダのジャスパー・ワイヤレス(Jasper Wireless)は、移動体通信事業者向けに、「M2M Catalyst」と呼ばれるプログラムを発表した。

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「M2M Catalyst」は、組込み型の端末向けの新しいサービスを、迅速に構築できる仕組みを、移動体通信事業者に提供するプログラムである。

M2Mサービスは、世界中の移動体通信事業者にとって、急速に立ち上がりを見せるバーティカル市場(通信市場以外の市場)向けに提供できるソリューションであり、従来の「人」を対象とした通信事業収入に加え、「機械」を対象とした新しい通信事業の収益源になりつつある。

ジャスパー・ワイレスは、移動体通信事業者向けに、ローンチ(Launch)、ビルド(Build)、エクスパンド(Expand)の3つの構成からなるサービスを提供するという。

1つ目の「ローンチ」では、営業研修、組織ベストプラクティスによるコンサルティング、営業・マーケティングの雛形、プロジェクト管理といった一連のM2M向けのサービス提供業務をサポートするツール群の提供を行う。

2つ目の「ビルド」は、デベロッパープログラムで、M2Mサービスの見込み顧客に対して、通信事業者が、アカウント管理及び顧客獲得までの業務プロセスを、ジャスパー・ワイレスのコントロールセンタープラットフォームを利用して、管理することができる。

3つ目の「エクスパンド」は、ジャスパーワイヤレスのエコシステムの各バーティカルのソリューションプロバイダが提するサービスを、統合されたジャスパー・ワイヤレスのコントロールセンタープラットフォームを利用して、提供することができる。

米コンサルティングファーム IDATEによると、2012年の世界の端末数は1.4億台、市場規模220億ユーロであり、昨年度比は、それぞれ14%、36%増となっている。今後は、端末数は、年30%の成長率で伸び、2015年には3.7億台になると予測している。

また、景気動向、事業構造等から、制約条件があるとしつつも、M2M市場を牽引するバーティカル市場は、自動車、電力、そしてコンシューマエレクトロニクスの分野であるとしている。

NTTドコモは、昨年、7月10日に、ジャスパーワイレスのプラットフォームを利用して、海外の移動体通信事業者6社とM2Mのグローバル展開に向けた検討を推進することに基本合意したと発表している。

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