野田新内閣発足 : 拉致被害者家族会、首相のやる気を疑う

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2012年10月2日 -- Mr. Union

FNNによると、10月1日、野田新内閣が発足したと報じた。拉致問題担当相は、松原仁氏から田中慶秋氏に交代となり、民主党政権では7人目の大臣 となる。これに対して、拉致被害者家族会を務める飯塚代表は「人事がころころ代わるというのは、全く、解決しようとする野田首相そのもののやる気を疑うし かないですね」とコメントした。

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松原氏の大臣在任期間は、僅かに9ヶ月間に過ぎない。同氏の大臣就任が決まった1月16日付のブログ「野田改造内閣の大臣に就任いたしました」では、 下記のようなコメントを記している。

拉致問題は、我が国に対する主権侵害勝拉致被害者にとっては憤りを抑えきれない重大な人権侵害です。

私は超党派の国会議員で構成する「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」で10年以上にわたり、この問題と携わってきて、この問題の重大さと責任の大きさを痛感しております。

一方、目に見える具体的な成果、進展がない状態が続いており、これまで携わってきた者の一人として、大変、残念にまた申し訳なく思っております。

産経新聞は、松原氏の大臣交代は、事実上の“更迭”であると伝えている(参考 : 松原担当相、事実上の更迭 問われる拉致への本気度)。 また、同氏は「拉致被害者の救出に至っておらず、申し訳ない思いでいっぱいだ」記者会見で悔しさをにじませたという。北朝鮮に対して経済制裁強化の方針を 出した松原氏に対し、大臣を事実上更迭する野田首相に対して、残念に思っているのは、松原氏だけでなく、拉致被害者家族も、そう思っているだろう。

大臣就任の挨拶と退任の挨拶は、結局、結果が残せず、謝罪するという同じものになってしまった。

拉致担当相は、自民党新総裁の安倍氏が、2006年、首相在任時に、設置された。その安倍氏は、自民党候補者5人の中で、唯一、拉致問題解決のシンボル、ブルーリボンを胸に着けて、総裁選に挑んでいる。当然、拉致被害者家族の期待も大きい。(参考 : 「ぶれない」新総裁に拉致被害者家族期待

かの野田首相の胸にも、ブルーリボンは、着いている。だが、安倍氏と、野田首相がつけているブルーリボンは、たとえ見た目が同じでも、受け止める心の重さが違う。

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