週 次演説の中で、オバマ大統領は、1月24日、メリー・ジョー・ホワイト女史(Mary Jo White)を証券取引委員(SEC : Securities and Exchange Commission)の委員長に、消費者金融保護局(CFPB : Consumer Financial Protection Bureau)の局長にリチャード・コードレイを、引き続き、指名した件について説明している。
オバマ大統領は、自由市場は、世界が認める経済の進展のために、もっとも重要な力であるとしながらも、無責任な行動を防ぐための、常識的なルールが適切に実行された時に初めて、全ての人々に有効に機能するという事を知る必要があるという認識を示した。
ま た、法律を整備をするだけではなく、法律を実施するための「警察官」が必要であるとし、そのために、メリー・ジョー・ホワイト女史(Mary Jo White)が証券取引委員(SEC)の委員長に、消費者金融保護局(CFPB)の局長にリチャード・コードレイ氏を24日に指名したと述べた。
ホワイト女史は、数十年にわたり、ホワイトカラーの犯罪や暴力団やテロリストの訴追に従事してきた。SECにおいては、金融業界の不正への取締りと、ウォールストリートの改革に携わる事になる。
リチャード・コードレイ氏は、米国の一般消費者の擁護者として、知られており、2011年にオバマ大統領が、コードレイ氏を消費者金融保護局の局長に、指名をした際には、上院が承認せずに、議会の休会中の大統領権限により、任命した経緯がある。
局長に就任してからは、「支払い義務を負う前に知っておこう」(“Know Before You Owe”)キャンペーンを指揮し、違法なクレジットカード会社の取り締まりに尽力した。