
2015年4月28日、千葉大の野波教授を会長とするミニサーベイヤーコンソーシアムは、自律飛行可能な国産ドローンのデモを公開した。
2015年4月28日、千葉大の野波教授を会長とするミニサーベイヤーコンソーシアムは、自律飛行可能な国産ドローンのデモを公開した。 今回公開されたデモは、下記の通り。
1.自動離着陸を含めて複数機でフォーメーション飛行のデモ
2.有線給電ドローンのデモ
3.全天候型ドローン(完全防水、防塵型)
4.屋内完全自律飛行のデモ
5.シミュレーターのデモ
野波教授によると、ドローンの悪用、事故防止の為には、以下の3つの事が重要だと述べた。
①機体の登録(安全基準の設定)
②所有者の登録(企業・機関の身元特定)
③使用者の登録(技能検定等の義務付け)
今後も産業ドローンの在り方を行政に提言していくという。
1.自動離着陸を含めて複数機でフォーメーション飛行のデモ
災害時の人命救助など、時間との戦いの場合での利用が想定されるため、複数機でフォーメーションを組んで、広範囲の捜索などの活動を可能にする。デモでは二機のみだが、理論上は10機、20機といった運用も可能であるという。
2.有線給電ドローンのデモ
有線給電であるため、バッテリーが必要ではなくなるため、軽量となり、より重量が必要な機材を積載でき、飛行時間の制限が外れる
4.屋内完全自律飛行のデモ
PVを使わずに障害物を回避し、自律飛行を行う。福島原発5号機で実証実験を行った。バッテリーは自動換装をする事ができ、行きの移動は人が制御しているが、帰りの移動は人を介さない自律飛行によって、障害物を感知し、元にいた位置に戻ってくる事ができる。機体には、SLAM(
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